えのき茸の栽培
培地の搬入
当工場ではワンルーム 7680本の菌床栽培形態を採用しています。
栽培室の環境浄化の方法としては次亜塩素酸ナトリウム溶液の散布及びオゾン発生装置による気化浄化を行っています。 主に雑菌の繁殖を防ぐためです。
なお、この時の室内温度は15℃そして湿度は98%を維持します。
抑制と発芽まで
培地の搬入から10日ほどすると発芽し始めます。
個々の生育を抑制し発芽状態の均一化を図りバランスの良い健康的なえのき茸に育てます。同時に収穫時期のばらつきをなくします。
この時期の室温は10~6℃ 湿度85%ほどです。
発芽と紙巻
発芽からいよいよえのき茸のあかちゃん状態になった頃です。
あかちゃんから大人への成長を補助する為に紙巻(実際にはナイロン製)作業を行います。
そして、“おいしぃ~いきのこは H・K・T ” のあの形が出来上がるのです。室温は約5℃。
紙巻を終えて
培地の搬入から約16日、紙巻を終えると生育期になります。
この時期の栽培室内は滞りのない空気の流れにする為、空気抑制器を取り付けています。この状態から約一週間で収穫時期になります。室温は約6℃。
いよいよ収穫
搬入から約24日を迎えた頃、いよいよ収穫時期を迎えます。
茸の傘は揃っているか?均一の成長をしているか?
この頃の重さは約350gになっています。
日本一の収穫量を誇る、信州中野のえのき茸と呼ぶに相応しい茸ができたのか?
マッシュファームのえのき茸と自信を持って送り出せる茸ができました。