えのき茸の栽培
培地の搬入
当工場ではワンルーム 7680本の菌床栽培形態を
採用しています。
栽培室の環境浄化の方法としては、次亜塩素酸
ナトリウム溶液の散布及びオゾン発生装置による
気化浄化を行っています。
主に雑菌の繁殖を防ぐ為です。
随分古めかしい施設&機械ですが現役続行中です。
なお、この時の室内温度は15℃そして
湿度は98%前後を維持します。
抑制と発芽まで
培地の搬入後、一週間ほどの期間は大切です。
菌床剥離などの初期予防の為、青色LEDを
48時間ほど照射しています。
この L=1800mmタイプ制作の為に茨城の
大友製作所様には随分お世話になりました。
生育を抑制し、発芽状態の均一化を図り、
バランスの良い健康的なえのき茸に育てる為、
日々研究を続けます。
この時期の室温は15~14℃ 湿度93%ほどです。
発芽と紙巻
そして発芽。
えのき茸のあかちゃん状態になった頃です。
あかちゃんから大人への成長を補助する為に、
手作業で紙巻(ナイロン製)作業を行います。
この頃の室温は約5℃、湿度は85%ほど。
紙巻を終えて
培地の搬入から約16日、紙巻を終えひと休み、
生育期になります。
この時期の栽培室内は十分な酸素と滞りのない
空気にする為、空気抑制器を取り付けています。
この状態から約一週間ほどで収穫時期になります。
室温は約5℃、湿度は82%ほど。
いよいよ収穫
搬入後約24日、いよいよ収穫時期を迎えます。
茸の傘の大きさは揃っているか?
均一の成長をしているか?
この頃の茸の重さは約340gになります。
日本一の収穫量を誇る "信州中野のえのき茸" と
呼ばれるにふさわしいきのこは出来たのか?
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マッシュファームのえのき茸!と自信を持って
世の中に送り出せる茸ができました。